2010年 10月 24日
中華ソバ@ラーメン軍団 |
ラーメン軍団に新メニューが出たと聞き、早速訪問。
以前より店主が課題としていた、豚ソバの改良というか、後継の商品だ。
確かに「軍団=重厚」という印象が強い。重厚ラーメンであれ重厚つけめんであれ、やはり軍団の看板メニューは重厚であることは間違いないだろう。
その一方で、かつての「原点」「豚そば」と、ある程度「軽い」メニューの必要性は、ビジネスとしては常にあったのだと思う。実際、私も本当に疲れているときに重厚はさすがに重く、原点や豚そばを選ぶときがある。女性やある程度年配の方など、重厚がつらい方もいらっしゃるだろう。
ところが、こういう「軽めの」位置づけである豚そばがドンドン濃くなっていたのも事実。そこらのお店の「こってり」よりも濃厚なスープになっていた。
ある意味、それにリセットをかける意味もあったと推定される。「原点」→「豚そば」→「中華そば」と2度にわたる変更が加えられることになったのだろう。
さて、中華そばである。
見ての通り、豚そばは塩ラーメンであったが、こちらは醤油ラーメンである。ここしばらく、コク醤油のつけめんやラーメンを出してきた成果といってよいだろう。
豚そばの流れを汲む豚のスープだが、濃度は大人しい。そして豚の旨味と醤油の旨味がベストバランスだ。魚介系も忍ばせてあるように感じられる。日本人には馴染み深い醤油味であるためか、「軍団らしからぬ」というと語弊があるかもしれないが、荒々しさよりも柔らかさ・優しさを感じるスープになっている。
また、麺もツルツルした卵麺を用いることで、その特徴をさらに際立たせている。
一方で、刻みタマネギを入れることで、豚そばのDNAをきちんと活かしている。
柔らかいチャーシューも、重厚スープとあわせて食べるのとは、なぜか違う美味しさを感じることができる。
「万人受けする」というと貶めているようにとられるかもしれないが、重厚のように、ある意味「客を選ぶ」商品だけではなく、いろいろな客層に対応した商品を揃えるのは、大切なことだと思う。
これから寒くなってゆくが、重厚でパワーをチャージするもよし、中華そばでホッコリと疲れを癒すもよし、選択肢が増えて楽しみも増えた。
ますます軍団へ行く回数が増えそうである。
以前より店主が課題としていた、豚ソバの改良というか、後継の商品だ。
確かに「軍団=重厚」という印象が強い。重厚ラーメンであれ重厚つけめんであれ、やはり軍団の看板メニューは重厚であることは間違いないだろう。
その一方で、かつての「原点」「豚そば」と、ある程度「軽い」メニューの必要性は、ビジネスとしては常にあったのだと思う。実際、私も本当に疲れているときに重厚はさすがに重く、原点や豚そばを選ぶときがある。女性やある程度年配の方など、重厚がつらい方もいらっしゃるだろう。
ところが、こういう「軽めの」位置づけである豚そばがドンドン濃くなっていたのも事実。そこらのお店の「こってり」よりも濃厚なスープになっていた。
ある意味、それにリセットをかける意味もあったと推定される。「原点」→「豚そば」→「中華そば」と2度にわたる変更が加えられることになったのだろう。
さて、中華そばである。
見ての通り、豚そばは塩ラーメンであったが、こちらは醤油ラーメンである。ここしばらく、コク醤油のつけめんやラーメンを出してきた成果といってよいだろう。
豚そばの流れを汲む豚のスープだが、濃度は大人しい。そして豚の旨味と醤油の旨味がベストバランスだ。魚介系も忍ばせてあるように感じられる。日本人には馴染み深い醤油味であるためか、「軍団らしからぬ」というと語弊があるかもしれないが、荒々しさよりも柔らかさ・優しさを感じるスープになっている。
また、麺もツルツルした卵麺を用いることで、その特徴をさらに際立たせている。
一方で、刻みタマネギを入れることで、豚そばのDNAをきちんと活かしている。
柔らかいチャーシューも、重厚スープとあわせて食べるのとは、なぜか違う美味しさを感じることができる。
「万人受けする」というと貶めているようにとられるかもしれないが、重厚のように、ある意味「客を選ぶ」商品だけではなく、いろいろな客層に対応した商品を揃えるのは、大切なことだと思う。
これから寒くなってゆくが、重厚でパワーをチャージするもよし、中華そばでホッコリと疲れを癒すもよし、選択肢が増えて楽しみも増えた。
ますます軍団へ行く回数が増えそうである。
by Archy104
| 2010-10-24 19:50
| ラーメン軍団