2009年 05月 01日
どろ九号海老牛る@こぶ志 |
毎回意表を突くメニューで、開店1年を待たずに、有名店になったこぶ志。
正統派の料理の修業をしてこられたご主人の技術力が「突拍子も無い」ものを単なる「キワモノ」に終わらせず、ひとつの完成された料理に仕上げている。
今や、こぶ志の看板メニューとも言うべき「どろシリーズ」の第9弾が、この「ドロ九号海老牛る」だ。

蒸篭が出てくる。ラーメン屋とは思えない調理器具だ。塩竈チャーシューと、赤黒いつけ汁が、かろうじて「つけ麺」であることを主張している。

蒸篭を開くと、幅広麺に白菜と茄子が巻かれたものが出てくる。
この麺は、「蒸し麺」にするために独自に開発されたもの。麺屋さんとのタッグで、数ヶ月前から試行錯誤が繰り返され、ようやく完成されたものだ。
まず、麺だけをいただくと風味も食感も、通常のラーメンのものとは全く違う。
むしろ、蒸し餃子の皮のようなモッチリした歯ごたえ。しかし全粒粉と思われる、麺としての強い個性を主張してくる。
おもわず「ほほぅ」と唸ってしまう。

つけ汁は、牛スジとトンコツ、それに海老油を合わせている。巻かれているのが白菜・茄子と植物系である麺に対して、動物系のつけ汁が旨味とコクを加えてくれる。塩竈チャーシューも負けずに「肉!」と主張する。

食べ終わったところで、細麺による「替玉」をお願いする。ご主人に強く勧められたからだ。
なぜだろう?と考えながら一口食べてみると、理由がわかった!
加水の高いつるりとした細麺に、トロミのあるつけ汁がシッカリ絡む。これはこれで、ラーメンとしては十分美味しいだろう。
しかし、麺そのものの旨味、強さというものが、やはり蒸し麺とは違うのだ。
もともとの麺質の違いもあるだろうが、通常の麺は、やはり茹でる事で麺の旨味が茹で湯に逃げているのだということが良くわかる。蒸し麺は野菜の旨味も吸い込んで、さらに美味さが増していることが良くわかった。
限定数は昼・夜それぞれ6食のみ。手間がかかるため、このくらいが限界らしい。
実は、私が訪れたときには、当日分は既に売り切れていたのだが、無理を言って作ってもらったのだ。見ていると仕込みに10分、蒸しに10分と、非常に手間がかかる。
これだけの手間隙と旨味を詰め込んだ一品を、わずか¥1000(替玉で+¥100)でいただけるのだから、たまらない。儲からないだろうなぁと心配になるほどでもある。
当然だが、ゴールデンウィーク中は、連日開店と同時に売り切れているらしい。
しかし、開店前に並んででも食べるだけの値打ちは、間違いなく、ある。
ぜひ、食べていただいて、前代未聞の美味さを味わって欲しいものだ。
正統派の料理の修業をしてこられたご主人の技術力が「突拍子も無い」ものを単なる「キワモノ」に終わらせず、ひとつの完成された料理に仕上げている。
今や、こぶ志の看板メニューとも言うべき「どろシリーズ」の第9弾が、この「ドロ九号海老牛る」だ。

蒸篭が出てくる。ラーメン屋とは思えない調理器具だ。塩竈チャーシューと、赤黒いつけ汁が、かろうじて「つけ麺」であることを主張している。

蒸篭を開くと、幅広麺に白菜と茄子が巻かれたものが出てくる。
この麺は、「蒸し麺」にするために独自に開発されたもの。麺屋さんとのタッグで、数ヶ月前から試行錯誤が繰り返され、ようやく完成されたものだ。
まず、麺だけをいただくと風味も食感も、通常のラーメンのものとは全く違う。
むしろ、蒸し餃子の皮のようなモッチリした歯ごたえ。しかし全粒粉と思われる、麺としての強い個性を主張してくる。
おもわず「ほほぅ」と唸ってしまう。

つけ汁は、牛スジとトンコツ、それに海老油を合わせている。巻かれているのが白菜・茄子と植物系である麺に対して、動物系のつけ汁が旨味とコクを加えてくれる。塩竈チャーシューも負けずに「肉!」と主張する。

食べ終わったところで、細麺による「替玉」をお願いする。ご主人に強く勧められたからだ。
なぜだろう?と考えながら一口食べてみると、理由がわかった!
加水の高いつるりとした細麺に、トロミのあるつけ汁がシッカリ絡む。これはこれで、ラーメンとしては十分美味しいだろう。
しかし、麺そのものの旨味、強さというものが、やはり蒸し麺とは違うのだ。
もともとの麺質の違いもあるだろうが、通常の麺は、やはり茹でる事で麺の旨味が茹で湯に逃げているのだということが良くわかる。蒸し麺は野菜の旨味も吸い込んで、さらに美味さが増していることが良くわかった。
限定数は昼・夜それぞれ6食のみ。手間がかかるため、このくらいが限界らしい。
実は、私が訪れたときには、当日分は既に売り切れていたのだが、無理を言って作ってもらったのだ。見ていると仕込みに10分、蒸しに10分と、非常に手間がかかる。
これだけの手間隙と旨味を詰め込んだ一品を、わずか¥1000(替玉で+¥100)でいただけるのだから、たまらない。儲からないだろうなぁと心配になるほどでもある。
当然だが、ゴールデンウィーク中は、連日開店と同時に売り切れているらしい。
しかし、開店前に並んででも食べるだけの値打ちは、間違いなく、ある。
ぜひ、食べていただいて、前代未聞の美味さを味わって欲しいものだ。
by Archy104
| 2009-05-01 22:21

